しんら林檎園



 

 2012年、この地の林檎に偶然出会った事がきっかけで、この場所に導かれました

 

移住、開業して間もない頃

半世紀以上、林檎を育てて来られた今の師匠に

『林檎を育ててみないか?』と声をかけていただき

『この美味しい林檎が好きなだけ食べられる!』と

ひとつ返事をしたのが、しんら林檎園の始まりです

 

しんら林檎園は北信州飯綱町の標高約700m

清らかな空気と肥沃な土壌に恵まれた

穏やかな丘稜地に位置します

 

大きな空から光が降り注ぐ中

心地よい風が吹き抜け、鳥たちの囀りが響き渡る...

そんな環境にあります

 

長い冬が終わり、春風が果樹を一斉に目覚めさせる5月初旬

丘一面に林檎の可憐な小さな花が咲き誇ります

私たちは手作業でより良い結実果を

選別し、美味しい林檎へと成長を促します

 

11月初旬、初雪のころ

高原特有の大きな寒暖差を経験した

林檎は蜜を蓄え、芳香を放ち始めます

 

林檎の宇宙

それは、毎年どんな気象条件でも

ただただ素直に思いっきり

より良く成長しようとする

力強い前向きな循環のエネルギー

私たちはその姿に学び、癒され

日々のエネルギーを頂いています

 

自然の恩恵に感謝しながら

11月下旬、樹上完熟した林檎から

順番にひとつひとつ

大切に収穫してゆきます

 

しんら林檎を口にして頂いた方々の

笑顔と本当の幸せを祈りながら‥.